2018.12.10 01:57大きく下方修正された16年のGDP本日、内閣府が公表した、2018年7~9月期の四半期別国内総生産(GDP)の第2次速報。「法人企業統計調査」(財務省)の情報を織り込んで、7~9月期の実質GDP成長率が年率マイナス2.5%に下方修正(改定前はマイナス1.2%)されたことが注目されています。 一方、2015~17年のGDPがひそかに下方修正されたことはあまり気が付かれていないでしょう。速報段階では得られない、詳細な調査に基づく経済統計の情報が反映されたためです。 以前から、第1次年次推計(以前は確報と呼ばれていた)、今回は2017年、は改定が大きかったですが、昨年からは第2次年次推計(以前は確々報と呼ばれていた)の改定幅も大きくなっています。今回は、17年の下方修正...