自然災害が原因か?今後発表される9月の生産確報に注目!

本日発表された9月の鉱工業生産は前月比▲1.1%の比較的大幅な低下でした。鉱工業出荷は▲3.0%だったので、関西空港の一時停止、北海道の震災などの自然災害が原因として語られてました。
ただ、四半期ベースで出荷―在庫バランスを確認すると、今年に入ってからマイナス近傍(在庫の伸びが出荷の伸びを上回る)が続いていて、生産の伸び(前年同期比)も減速傾向です。9月のマイナスが自然災害だけで説明可能なのか、疑問が残ります。

なお、鉱工業生産指数は11月14日に公表予定の9月確報から、2015年基準に基準改定します。産業別のウエートなどが変わるので、生産指数の動きも変わります。新基準でも同様な動きが確認できるのか注目です。

今日の日経平均株価は463円17銭高と急騰しましたが、10月末の株価の前月末比は、2200円安、▲9.1%。近年ではそこそこな下落でした。こうした生産や株価の動向は、消費税率引き上げの判断に影響するのでしょうか?

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